2008年11月4日火曜日

『すべての経済はバブルに通じる』小幡績

随分前に出たんだけど、色々忙しくて、

ようやく読んでみました。

内容は、「リスクテイクバブル」という著者のコンセプトについて。

  • 経済なんて「ねずみ講」と同じ原理
  • リターンを取りたい人たち(機関投資家)がどんどんリスクを取ろうとした結果、バブルになった。
  • 投資家達の殆どはバブルだと気づいて取引している。

など、思いもしなかった考え方に出会えて良かったです。

資本主義が発展しすぎて、金融資本が世界中を駆け巡るようになったという分かりやすいストーリー立てが、非常に印象に残っています。

やっぱり、金融よりも実物が経済に対する影響力が大きい世の中であるべきだよね。

そういった世の中がいずれ来る事を、真剣に願います。

どうやら、今後もバブル⇒崩壊の流れは続くみたいで、金融業界は構造的に儲かりそうですが…

僕はリアルの世界で勝負したいな、

なんて考えながら読んでました。

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