2008年10月19日日曜日

Supercapitalism (Robert B. Reich)

まだ読み始めたばっかりですが、興味深い箇所があったので、ブログに残しておきたいと思います。

資本主義と民主主義の対立が描かれているのですが、

"The unaccountable power of large corporations seemed inconsistent with democracy."(p.22)

とあり、その後は規制の話になって

"By the middle of the 20th century, around 15% of the nation's economy was directly regulated."(p.24)

だそうです。

そこでBerley&Means の有名な著書が出てきて

"top executives of America's giant companies were not even accountable to their own shareholders but operated the companies 'in their own interest, and divert[ed] a portion of the asset fund to their own uses.'"

と要約されます。

僕の問題意識として、
  • ミクロ経済学において企業は人と同じように並ぶ主体なのか?
  • 企業は人から構成される集合体に過ぎないのではないか?

というのがあったので、ちょっと考えてしまいました。

これは、企業の利潤最大化原則が国民感情に触れたために妨害されたケースではないか?

企業はやっぱり人から構成される集合体ではないのか?

なんてね。

今後の研究の参考になるかもしれないので、こちらに記録として残しておきます。

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