2008年10月19日日曜日

『1回の会議・打ち合わせで必ず結果を出す技術』(斉藤岳)

この間、大学講義内のグループワークの決め事をするために、ミーティングをやったのですが、全くといっていいほど何も決まりませんでした。

これはまずい、と思い、本棚にあった『1回の会議・打ち合わせで駆らず結論を出す技術』を読み直してみました。

という訳で、この本の重点(と僕が思った部分)だけ抜き出して、要約してみます。

  • 各自が勝手な話をしださないように場の空気を操る。

  1. ゴールを明確に定める。
  2. 話すべき論点を明確かさせ
  3. 停滞・対立には思い切って踏み込む。「事実」をベースにして話し合う。
  4. 空中戦・思考停止ワードを避けて、事実をあぶりだす。
  5. 参加者を観察し、ニーズに敏感になる

他の部分は、あまりにも難しそうなので、覚える必要は無いでしょう。笑

そんで、会議の集束と発散を意識するとなお良いようです。

  • 集束:出たアイデアから絞ってゆく作業
  • 発散:アイデアをとりあえず出す作業

著者は、結局18の心得・技術を挙げた後に、自身で重要な4つだけでまとめています。

それが、

  1. ゴールを意識する
  2. ホワイトボードの前に立ち、とにかく書く
  3. 論理構造を頭の中で考える
  4. 愛をもって接する

の4つ。

この4つは、手帳にでもメモっとくかね。笑

ただ、本書のホワイトボードの使い方の部分は興味深いのですが、学生間の会議だと黒板やホワイトボード等は使えない事多いので、残念だけど自分で応用する場合には却下。

でも、それ以外の3つは非常に重要。

学生間だと、1と3のどちらかが抜けるパターンが多いので注意したいと思います。

そして、最後に「愛があればなんとかなる」。

これ、すごい大事。

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