アイデアのちから | |
飯岡 美紀 日経BP社 2008-11-06 売り上げランキング : 2663 おすすめ平均 世界を動かすために必要な 6つのこと タイトルに偽りあり すごいアイデアは人を動かし、歴史を動かす!! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
どのような物が脳に残りやすいのか、つまり、何を発信すれば相手に響くのか、を分析した本です。
クリエイティブとは、天性や才能ではなく、知識と訓練なのだ、という事を主張しています。
とりあえず、アマゾンの評価が満点なのからも分かるように、相当な良書です。
さて、内容ですが、良いアイデアを作るためには、6つのポイントを抑えれば良いという事。
1.Simple 単純明快である
・核となる部分を見出す
・それを簡潔に伝える
2.Unexpected 意外性がある
・関心をつかむ:驚き、パターンを打ち破る
・関しんんをつなぎとめる:興味、謎を生み出す
3.Concrete 具体的である
・理解と記憶を促す:具体性をもたせる、マジックテープ理論・フックを作る
・強調を促す:理解度を同じレベルに持っていく、相手を利用する
4.Credible 信頼性がある
・外部からの信頼性
・内在的信頼性:人間的尺度を利用、シントラ・テストに合格、検証可能な信頼性を利用
5.Emotional 感情に訴える
・心にかけてもらう
・関連付けの効果を利用する:意味拡張と戦う
・自己利益に訴える:底辺だけに訴えないように気をつける
・アイデンティティに訴える
6.Story 物語性
・相手を行動に移す
a)シミュレーションとしての物語
b)励ましとしての物語
の6つです。
その頭文字を取って、Simpleとなるのだそう。
この本の魅力は、豊富な事例があって、一度読んだだけでそれが自分の脳に深く焼きついている事が体験できる事です。
上にあるように、テクニックだけ箇条書きにすると「本当かよ」って感じですが、実際に例を見て納得しながら読み進める事ができるので、本の内容を信頼しながら読み進める事ができます。
ちなみに、勝間和代さん推奨だそうで、最後の一言は勝間さんが書いていました。
クリエイティブになりたいと思ってる人は、是非読んでみてください。お薦めします。
Creativeという言葉に対するイメージが変わると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿